前回、エリクサーElixir弦のアコースティックギター弦について、私見を書きましたが、今日はその後の使用感とエリクサーElixir弦のエレキギターでの使用感を書いてみます。

前回書いたアコースティックギター弦の、その後の使用感は、最近訳あって、わずかな休息のなかで必死にギターを練習することになり、少ない時間で指を強化する必要がありアコースティックギターもガンガン弾くことになって気がついたのですが、三弦がやはり、白く薄いコーティングした素材が至る所に剥がれるようにでてきました。

一般的にはエレキのようにビブラートをかけたりチョーキングをしたりしない限りには、おそらくこんなに剥がれることはないと思います。私も最初は、値段が高いこともあって、なんとなくもったいない感があり、そっと弾いてる感じでしたが、そんなこともあり、弦の鳴りが長続きしたのかもしれません。

しかし、今現在も、最初ほどのシャリーンとした音はしませんが、そこそこ一般の弦の半日経ったくらいの音はしています。そして、コーティングが剥がれた三弦はどうかというと、とくに剥がれかけた素材があちこちにあっても、音そのものは良い音がしてます。よく、弦を綺麗に拭き取る黄色い布？なんていいましたっけ？あれで拭くと、よく生地の糸が三弦等に絡み付く場合があり、音がミュートがかかったような感じになりますが、コーティングが剥がれかけていても音が濁ることはないようです。

私の買ったタイプはポリウェーブ？？というタイプでコーティングが厚いほうらしいです。使ってからよく調べてわかりました。だから、音が若干、シャリーンとはするけどむき出しの金属音とは違って感じたのかも知れません。

特筆すべきは、１　２　弦の音です。これもなかなかなのと、安い弦は最初のプレーン弦に施されているメッキ？のようなものはすぐに剥がれてしまい、すぐにすべりが悪くなったりさび始めたりしますが、私の買ったエリクサーはプレーン弦にはコーティングしていないとなっていますが、実際はとても滑りがよくメッキかどうかは解りませんが、長持ちしています。そしてよく音が伸びます。ただし、最近バリバリ弾いてるんで、このあとどのくらい持つのかはもう少し使ってみないとわかりませんが。

エレキ弦は０９を張ってみました。エレキギターの弦は三弦がプレーンなので特にアコースティックほど気を使わなくても良さそうです。使用感は、おそらく弦のテンション自体が弱いこともあってアコースティックほど、シャリーンとはしませんが、それでも、今現在も良い音がしてます。

もともと自分のレスポール自体、個体の鳴りがよく、生音が伸びますが、この弦は特に１　２　弦の音がよく伸びるような気がします。エレキギター弦はアコースティックほど、ちょっと違った雰囲気もなく普段通りの音のようなきがします。生音で比べる事が少ないからかもしれません。

私のレスポールはテールピース（？）が目一杯ギターのボディにくっついています。それがどういう結果を生むかというと、ブリッジとの高低差があればあるほど、同じ０９でもテンションが高くなります。ですから私のレスポールは０９を張っている割には、弦の張りは強い気がします。フェンダー系にはできないことですね。いつか１０を張って、テールピースを上げてテンションを弱くして、どんな音になるのかを試してみたいと思っています。

長澤