今日は、他のサイトやショップにときどき見かけるお客様からの嬉しい、またはお礼のコメント、、、がありますが、それについて書いてみます。
私も、以前インスタグラムでのフォロワーからのコメントについて数回、このブログに載せました。これは、相手が確定していてインスタグラムのコメントは相手側のものは相手しかコメントできないというシステムなので、私が勝手に書くことはできませんので、ブログに載せてもいいかと判断して載せてみました。
しかし、よくサイトに見かけるコメントは、お相手が、例えば、何々県、30歳女性、、とか確定しない人の意見として、 仕上がりが素敵でした、、、とかが良く載っています。例えば、よくオンラインショップにあるコメントも、場合によっては、ショップ側が書くことが出来ることがあることを以前知りました。全てのショップがそれが出来るわけではないのでしょうが、以前、ミシン屋さんの店長とやり取りしていて、この文をコメントとして使っても良いですか?と言われて実際に掲載されたことがあります。私が直接コメントしてないのです。
でも、これではお客様からのコメントの信頼性なんかなくなりますね。私も驚きましたが、現実にあった話です。
これ以外にも、ホームページにもよく、お客様からの言葉として掲載されていることがありますが、これを載せて、私のところはお客様からすごく喜んでいただいていますというような意味合いで、勝手に書くことができる、そんな言葉に信憑性が担保できるのだろうかと思ってしまいます。
いつものごとくですが、私のところでは意地でも、そんな勝手に書くことができる、お客様からの言葉なんて、ここに載せることはありません。これまで私が書いてきたことの価値がなくなってしまいます。
万が一、そんな言葉をここに載せたなら、仮に本当の、頂いた嬉しい言葉だったとしても、せっかく頂いた大切な言葉をショップやサイトのPRに使ってしまったら私にとっては大変なことになります。商品やサービスの提供で頂いた言葉は大切に自分のなかにしまっておきます。
アピール下手と言えばそれまでですが、そんなメーカーだからこそと問い合わせしてくださるお客様がいて、それで十分なのです。どちらにしても大量に商材を提供するわけでもなく、大量なサービスが出来るわけでもありません。逆に言うと限られたひとのための限られた商材でありサービスです。それでいいと思っています。
私は、このブログやオンラインショップを設計するときに私なら絶対に何度も同じものを読む、そして絶対にここで買う、そんなブログやショップを作りたくて今に至っています。
時に、ブランド力に大きく水を開けられ(当たり前のことなのですが 💦)、悔しい思いをします。しかし、それでもいつか買っていただいたお客様が誇りをもって商品を使うことが出来る、そんな時が必ず来ると信じています。その為のこのブログです。動画がいくら良いと言われてもこのブログにこだわる理由はそこにあります。
いつも生意気なことを書いていますが、これを書くだけの商品とサービスを実際に提供しています。そして、作ることに対しての失敗も成功も積み上げています。今日はここで終わります。 次回は、毛皮のことを何か見つけて書こうとおもいます。 長澤祐一