カラフルなチンチラマフラー

こんにちは、スタッフ服部です。今日も続々と新作のご紹介です(^O^)今日はチンチラのマフラーです☆

マフラーといえば、毛皮小物の中で絶対に外せない最強アイテムと言っても過言ではないと思います。最もコーディネートに違和感なく取り入れやすい小物ではないでしょうか?

そんな最強アイテム☆をチンチラを素材に、色味で遊び心を加えつつ・・・オーソドックスな定番の型で仕上げました。チンチラは非常に柔らかい綿毛のみで構成される、毛の密度も高い毛皮です。この毛皮は皮が薄く「夜の毛皮」と呼ばれるほど、とても繊細でデリケートな高級素材です。

刺毛が退化しているので非常に肌触りが良く、毛のチクチク感が苦手な方にもオススメの素材です。また、チンチラ独特のグラデーションがかったキャラクターとぷっくりした毛の様子がなんとも可愛らしいです(*^^*) 私もチンチラの肌触りは大好きです(ノω`*)ノ”どんなに触っていても飽きません(笑)カマボコのような形も不思議で可愛いですよね(^^)

今までチンチラを素材とした小物ではパショーネらしい、毛皮そのものの美しさ・上質感を追及したナチュラルカラーのものを作る事が多かったのですが、先日のバッグと同様に遊び心を加えてみよう♪ということで企画しました。

チンチラはベースカラーが白~黒色の為、染色すると白い部分はよく染まり、黒い部分はそのままキャラクターとして残ります。薄い色ならば染色後もチンチラ特有のキャラクターが自然な色のグラデーションのように表現されます。

明るい色でも黒部分が必ず入っているのでハデハデな感じにならず、上品さが感じられます。カギホックとクリップ・通し帯が付いていますので、お洋服に合わせて巻き方にも変化を持たせることができるようになっております(^^)

また、バッグの持ち手にスカーフを巻くようにしてクリップで留めたりしても可愛いです☆つい色違いで何本も欲しくなってしまいますね~~(笑)

冬には大活躍のチンチラですが、既出のように非常に繊細な毛皮でもあります。もし、既にチンチラをお持ちの方はシーズンオフにはお手入れをしっかりして、次のシーズンまで大切に保管してあげてくださいませ☆

服部

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セーブルトリム・シェアードミンクバッグ

こんにちは、アトリエスタッフ服部です。今日はパショーネの人気商品のご紹介をさせてください☆

セーブルトリミングのシェアードミンクバッグです!!誕生してからずっと人気の品で、年代を問わず愛されているバッグです。今まではブラックとブラウンでの色展開でしたが、今年は新しい色で・・・ということでライトブルーとピンクで作ってみました。

注目して頂きたいパショーネのバッグの特徴は、持ち手まで毛皮で作られているところです!持ち手はレザー仕様のバッグが一般的ですが、パショーネでは毛皮屋さんらしく☆出来る限り毛皮を使う事にこだわっています。

毛皮の魅力のひとつ、柔らかなフワフワ感を損なわない仕上がりになるように意識してデザインしています。この他もパショーネのバッグは殆どが持ち手まで毛皮で作っています。

全てを毛皮で作ることで、ただのバッグではなくこのバッグありきでコーディネートを考えるくらいに存在感がある、ファッションアイテムになっていると思います(*´U`)小さめサイズですが、見た目より容量がありますので、秋口か春先まで幅広くお使いいただけるバッグです。

更に!!可愛いのはもちろんですが、秘密の実用性も備えているのです(。-∀-)ノ☆ 実際に手に取って初めて味わう感覚、それは・・・なんと!バッグを持った手がホカホカと暖かいのです!!

私も初めて手にしたときはとても驚きましたΣ(・ω・`)))この感覚は持ち手にしっかりと毛皮を使っていないと絶対に味わえないでしょう!寒い季節にはお出かけの最強のお供だと思います。

そんなバッグの新色ですが、ライトブルーの方はトリミングのゴールデンセーブルをブリーチし、シェアードミンクと同じ色に染めてみました。染色があがってきて、それぞれ単体で色を見たときはこの色は大丈夫かなぁ・・・?と少し心配にもなったのですが(笑)

出来上がってみれば、とっても素敵に仕上がってくれました☆セーブルの色加減がなんとも言えない感じに綺麗で素敵です(*^_^*)シェアードミンクのパキッとした色をセーブルがふんわりと馴染ませてくれています☆

ピンクの方は不動の人気色で、身に付けるとお顔を明るく見せてくれたりするビビットなピンク色に定番のファームセーブルを合わせました。ボディは明るい色でも、ファームのセーブルを合わせたことでコーディネートしやすいバッグに仕上がっていると思います。

どちらの色も暗くなりがちな冬の装いを暖かく、華やかにしてくれるでしょう+.(o´∀`o)゜+ 普段はもちろん、パーティーなどには絶対にお供させていただきたいバッグです。

服部

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ロシアンセーブルワイルド・フロントポー

こんにちは、スタッフ服部です。続々と新作が仕上がるアトリエから先日に続きまして、今日も新作商品のご紹介です♪今日の新作はセーブルのフロントポーのプレートで作ったダウンハットです。

ポー(paw)とは・・・鉤爪のある四つ足獣の足・動物の足のこと。フロントポーのプレートとは、セーブルの前足を素材として何枚もはぎ合わせて一枚の布状になっている素材のことです。

通常のスキンと違って、独特の模様が自然に出来上がっていることがポーの味でしょうか。。。特にフロントポーはバックポー(後ろ足)よりも毛質がサラサラしている為、毛艶も感じられてカジュアル感の中に上品さが顔を覗かせている素材だと思います。

ミンクやセーブルなどの高級素材ですと、どうしてもカチッとしたフォーマル感たっぷりな「お帽子」といった帽子が多いのですが、毛皮の帽子は根強い人気があるので、今年のは新しくカジュアル感を全面に押し出した帽子を・・・ということで企画しました。

このダウンハットなら、ちょっとそこまで・・・( ´∀`)ノお散歩♪といった場合にも使って頂けると思います!カジュアルな装いなら大概は悩まずコーディネートに取り入れられるのではないでしょうか。

毛皮らしいボリューム感はありますが、ワイルドセーブルのフロントポーを使っているので重い印象にもなりにくく、秋冬のお洋服との色なじみも良いと思います。

更に、つばの部分は深くまで同じ毛皮の見返しがついていますので、前は折り返してみたり、少し傾き加減を調整してみたり・・・と遊んでいただけます(^U^)端にはワイヤーがぐるっと1周入っていますので、形を維持したまま被ることも可能です☆

そして、写真ではお伝えしづらいのが残念ですが・・・とっても柔らかく仕上がっています!!お出かけ先で「ちょっと帽子を脱ぎたいわ・・・」なんて場合には軽くたたんでバッグの中へ!!忘れ物にはさせません(笑)

私自身もぜひ今シーズンのワードローブに加えたい一品です(*^-^)ノ旦

服部

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パショーネデザインのイヤーマフ

こんにちは、スタッフ服部です。今日はアトリエから冬の定番小物が新しいデザインで誕生しましたのでご紹介させてください(^U^)ノ☆

新作商品・パショーネデザインのイヤーマフです。

イヤーマフと言えば、ヘッドフォン型や後ろから装着するタイプが主流ですが・・・このイヤーマフは幅広のカチューシャとイヤーマフのあいだの子のような感じでしょうか?とっても可愛くエレガントなフォルムに仕上がっております。見ての通りにすっぽりと広い範囲を覆うので保温性も抜群!非常に暖かいです。

修正に修正を重ねたパターンで作っていますが、縫い目はどこ?と思う程、つるんとまんまるな形になっています。前から・後ろから・横から見ても、まんまるで(*^u^*)頭の形がとっても綺麗に見えます。

用途もカジュアルなコートには耳あてつき帽子のような感覚で。クラシカルなコートやレディな気分の時は大きめのカチューシャやボンネットのような感じで。。。

コーディネート次第で、幅広くお使いいただけると思います(^0^)お洒落で暖かくて、とっても便利~♪素材もミンクですので頭でっかちになりすぎず、上品で程よいボリューム感です。

しかも!長時間つけたままでも圧迫感を感じにくいように中には綿が入っています。そのため、頭にのせた瞬間はふんわり、柔らかい毛布にくるまれたような感じがします。

冬の街歩きにも最強のお供になってくれるに違いありません。今年の冬はぜひこのイヤーマフを着けてお出かけして頂きたいです。

ミンクは毛皮の中でも丈夫な素材でもありますので、多少の雨や雪は気にせずお使いいただけます。雪の日なんて絶対的に素敵です!!(*´ω`)b

こういった小物でコーディネートに毛皮を取り入れて頂くと、冬の装いが華やかになると思います:*:.。.:*(´∀`*)*:.。.:*:・’

服部

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ロシアンセーブル・ヘビーシルバリー

今日は毛皮の王様と言われる、ロシアンセーブルをご紹介いたします。写真はロシアンセーブルのワイルド、カラー3番色、ヘビーシルバリーです。ワイルドのロシアンセーブルはカラー3から7まであり、3番色がいわゆるクロテンと言われるものです。

ファームセーブルほど真っ黒ではないですが、綿毛が程よい濃さで、その真ん中に黒いキャラクター(背筋)が通っています。良いものは青味があって特に綺麗です。今回のものはサイズ、色、毛質、どれをとっても最高のものです。サイズが大きくなると、どちらかというと毛は荒くなりがちですが、これはボリュームがあり、そしてシルキーです。

シルバリーには、スライトシルバリー、シルバリー、フルシルバリー、ヘビーシルバリーというように白い刺し毛の量によって段階が別れ呼び方が変わります。もちろん、価格も白い刺し毛の量が増えると、どんどん上がります。

一番多いのが、このどしゃ降りの雨のように沢山白い刺し毛がはいっているヘビーシルバリーになりますただし、白い刺し毛の量が一杯入っているものでも、色の薄いものは価値が落ちます。色の薄いヘビーシルバリーと、色の濃いフルシルバリーとでは色の濃いフルシルバリーのほうが断然価値があります。

最近は、こんな究極の原皮で作られた商品は一般の売り場では見ることができません。

売り場では、これよりも毛が弱く色も薄く、小さいサイズの原皮が製品になったものをよく目にしますが、おそらく産地が違うと思われます。産地については具体的には触れませんが、私も、そのタイプも持っていて、同じシルバリーでも雲泥の差があります。

写真でも、その凄さが伝わればいいのですが、現物は目がくらむほどのインパクトがあります。

長澤

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年月の経った毛や皮のケア

実際に年月の経った毛や皮のケアをするということは大変難しいことです。原料から製品になり、リフォームされるまでの毛皮にはひとつの歴史が存在します。

購入した時は、毎日のように着用していたのが出番が減りながら、やがて長い間タンスの中で眠った存在になっていたもの。またはお気に入りのワードローブ、冬の必須アイテムとして毎年、湿ったタンスと乾いた冬の外気の行き来を繰り返してきたもの。

毛皮自体を再び良い状態に戻し、美しさ・やわらかさを持った新しいデザインに生まれ変わらせるために、私は今までに、毛皮の毛を洗い仕上げるためにいろんな薬品を試しました。毛皮業界で使われているものや、業界と関係なく販売されている様々なものを使ってみました。

結果としては、女性向けの髪のお手入れ用品の中に優秀な仕上げ剤が多い事がわかりました。業界内で使う薬品の成分まではわかりませんが・・・匂いや使った結果から見るとほぼ同じものだと思います。

私はずっとリフォームにはデザインはもちろんなのですが、毛皮の美しさの大元の毛そのものや、それを支える皮にも充分なケアが重要だと考え、再びその美しさを取り戻せるように思考錯誤してきました。

無意識にですが、リフォームと一般の製品やオーダー品とを分けることはしないでやってきました。それは、毛皮の為でもあり、お客様の為になることだと思っています。

このように考える中で、私には「お客様のものをお作りし直すということではオーダー品と変わりない位置づけになるの事がリフォームのあり方(位置づけ)」いうことを改めて実感しています。

長澤

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積み重ね

28年ぶりに本気でギターを弾き始めました。といっても仕事の合間のわずかな時間です。

思えば20代の頃は贅沢に時間を使って練習をしたものでした。しかし、当時は何をすべきかも考えず、ただ、だらだらと好きなように時間を使いギターを弾いていたような気がします。あれほど時間があって何故あのレベルだったのだろうと今思うと恥ずかしくもなります。

今は朝や就寝前のわずかな時間に少しずつトレーニングを重ねています。音楽に効率という言葉は当てはまらないでしょうが、ものの上達という部分には効率というものがあると思います。

私が昨年からギターを始めて一番最初に感じたことは、指や手首・肘などの筋力が不足していることでした。こう弾きたいと思っていても、筋力がない為に思うように弾けないことが続きました。

ローポジションでのCコードのフォームをハイポジションで弾こうとしても小指の筋力がなく押さえることが出来ないことがきっかけでしたが、まずは肘・腕・手首・指・それぞれの筋トレをしてみようと思いました。

そこで、このトレーニング器具を使って筋トレを始めてみることにしました。この器具の効果は抜群でした。すぐに効果が現れた訳ではありませんが半年ほど続けた頃からは、どんどん指の筋力がつき始めました。

ローポジョンのDのフォームをそのまま人差し指でトニックを押さえて他の指でDのかたち)を押さえることがずっと出来ずにいましたが、筋力がついたことでようやく少しずつ押さえることができるようになってきました。

普段は生ギターにミディアムの弦を張って弾いているのですが、今ではFも普通に音がでるようになりました。私が短い時間で筋力をつけるにはこの器具はとても効果があったようです。

よく力を抜くという言葉を色々な場面で人は使いますが、私自身はこう思います。力があって初めて力を抜くことが出来る。積み重ねた自信があるからこそリラックスができる。そんな風にいつも感じています。

ここ数年、年齢と共に指先の器用さが衰えてきてたことを感じていましたが、私のようにもの作りに従事する者は指が思うように動くという事はとても重要なことです。一年間、やり続けた効果がやっと作る作品にも出てきたように感じます。

他人からは、もしかするとあんな物でと呆れられているかもしれませんが、私は常にそんな些細な積み重ねが作品に反映されると確信しています。

もちろん、求めるものはまだまだ先にあります。これから先も、常に積み重ねている努力が作品に反映されているようなものづくりをしたいと思っています。

長澤

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ロマンティックな輸入レース

こんにちは。パショーネ・スタッフの服部です。今年の梅雨入りは例年よりも少し早そうだというニュースを見ました。梅雨、夏場の日本の湿度の高さは毛皮には大敵です!!これからオフシーズンの間の毛皮の保管には十分ご注意くださいませ。

さて、先日の付属買調達にはこの不肖服部も社長と同行しておりました。バッグの付属以外にも新作に必要な付属をいろいろ入手してきましたので、その一部をチラリ。。。

2012年のファッショントレンドのひとつでもあるレースです。今までも様々な素材を使ったコートを作っていますが、レースは初挑戦です。

ロマンティックな雰囲気でビーズやスパンコールがあしらわれている輸入レースです。この幅広のレースの存在感ならば毛皮に負けないでしょう。

どう使うか・・・まだまだ悩んでおりますが、布帛の衣類と比べると変化が乏しく感じられがちの毛皮製品にパショーネらしい変化を出すのに上手く使えればいいなと思っております(*´U`)

長澤も眺めていましたスカイツリー。私も初めて見ました☆ミーハー心が刺激されてこっそり写メを・・・・・・カシャッ(ノ∀`*)ノ□

服部

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付属を買いに都内へ

先日、付属を買いに都内へ出かけました。私自身が付属を買いに出るのことは珍しいことなのですが、今回はバックの金具を自分の目で見て質感や取り付けに問題がないかを確認する必要があったのです。

これまでバックも多数作っていますが、手に入りやすい金具ではどうしても質感が一流ブランドと比べると劣って見えるように感じていました。そのため金具を極力使わない、毛皮がメインのデザインになっていました。

そんな思いから、今回はなんとか一流の金具を探したいという思いで出かけました。下調べをしたこともあり、伺った先では思っていたような結果が得られました。場合によっては特注も受けてくれるようで、とにかく仕上がりが素晴らしい。メッキ加工がこれまでの物と全く違います。

価格はそれなりでしたが、商品の販売価格からいえば質感のいいものを使わなければ作る意味がないと思っていますので、ひとつ大きな問題が解決したような気がします。

メッキも一個から対応してくれますし、海外ブランドの金具の受注も受けているようで、仕上がりに安心感があります。残念ながら金属を曲げる職人さんがいなくなってしまい、一部は対応できないものもあるらしい。

技術者が育たないのか、それとも育てるだけの仕事量が国内では確保できないのか、具体的なことは解りませんが。。。毛皮の業界も同じように、若い世代が育たないという難しい問題をかかえています。

ものづくりの力が失われないように努力し、この金具の質感に毛皮が引けを取らないバックを作りたいと思います。

訪問先から帰る途中では、最近話題のスカイツリーが見えました。納得できる付属が手に入った後、晴れた空の下の大きなスカイツリーを見て、新作のバッグつくりへのやる気が湧いてきました。

長澤

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アーミンテールのバッグチャーム

こんにちは。パショーネ・スタッフの服部です。時々、アトリエの様子などを紹介させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

さて、だんだんと夏を感じるようになってきました。この時期は毛皮業界では今年の新作商品が顔を出す時期になります。パショーネのアトリエでも生みの苦しみを感じながら楽しい作業の日々が続いています(^^)。今年の企画は今までよりもバラエティに富んだラインナップになりそうです。

今日は一足早く生まれた新商品、~アーミンテールのバッグチャーム~をご紹介いたします。アーミンとはオコジョのことでヨーロッパでは冬毛の白いオコジョのみをアーミンと呼び、王侯貴族の権威の象徴とされた毛皮です。中世の王侯貴族は冬毛のアーミンの毛皮をいくつも並べて1枚に縫い合わせ、それをガウンの裏地や縁取りに好んで用いました。

王族・貴族の肖像画やトランプのクィーンやキングの絵札で黒い点のある、白い縁のある服がありますがその部分がアーミンです。(黒い点は尻尾)西洋の紋章にも用いられており、先の黒い尻尾は「アーミン・スポット」と呼ばれて様々な方法で表現されました。

また、ルネサンス期にはアーミンは「純白の毛皮を汚されるよりも死を選ぶ」と信じられたため純潔の象徴ともされていました。

この毛皮製品としても高級品とされるアーミンのテール(尻尾)を使ったバッグチャームを作りました。先の黒い尻尾がとてもキュート♪な揺れるチャームです。これからの時期は日本ではコートを着ることが出来ないので、変わりにバッグにつけたら可愛いかな。。。

ミンクやFOXのテールはキーホルダー等、よく見かけますが(一昨年だったかな?大流行でしたね!!)アーミンのテールは小さくて加工されにくいのでしょう、ほとんど見かけないので、レアアイテムとなると思います。

もちろん、1点ずつアトリエで手作りしております(^^)サロンに届けるのが待ち遠しいです。

服部

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