毛皮の皮の劣化とクリーニング その5  パショーネ編

劣化に関する最新記事をアップ致しました。是非見てください。https://www.passione.co.jp/blog/%e6%af%9b%e7%9a%ae%e3%81%ae%e6%ad%a3%e3%81%97%e3%81%84%e4%bf%9d%e7%ae%a1%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%a8%e5%8a%a3%e5%8c%96%e3%81%ae%e6%84%8f%e5%91%b3/

今日は前回に続いてパショーネでやっているクリーニングと皮の劣化を防ぐ方法について追加で書いて見ます。

大きな設備(専門業者)でドライクリーニングをやる場合、想像ですが、例えば裏地を剥がした毛皮コートをドライクリーニングする場合に溶剤の量は多少関係すると感じています。例えば、溶剤の量が少ないと皮から溶け出した脂分が当然のことですが、溶剤が少なければ溶剤のなかの脂分の濃度は上がります(この濃度があがるということは、本来であれば有機溶剤に脂は溶けて脂分としての成分がなくなってしまう訳なので学術的にはあり得ない理屈なのですが、実際には私の想定していることが起こっていないと、毛のべた付きは起こらないと考えます)
。その結果何が起こるかというと毛皮の皮から溶け出した脂分が毛につきます。私がドライ加工依頼をして仕上がってきたものの3割は、私の基準では毛に脂分が付着した状態で乾燥仕上げが行われていました。当然のことですが、毛を触った感触はサラサラという感じではなく、少しベタっとして、私達の汚れた髪の毛のような感触になります。溶剤を節約した結果か、時間が短すぎるために、こうなるのかどうかはわかりません。でも、おそらくはそうであろうと思います。

コート一着をドライにかける時間は私にはわかりません。しかし、聞くところによると、そう長くはないらしいです。もちろんそのために脱脂効果の強いパークロロエチレンを使うわけですから当然と言えば当然なのです。

ただひとつ言えるのは短い時間になればなるほど調整は難しくなると感じます。もちろん大量の原皮をドライするなら量が増えることで効果の均一化は図れるのかもしれません。しかし、コート一点となると、どのくらいの時間と溶剤の量が必要なのかは逆に難しくなるとも言えます。

それでは、私がやっている方法はというと、脂分が強いものは直接、刷毛やブラシのようなもので溶剤を直接、皮裏面に染み込ませます。脂分が弱いものの場合には、オガ屑に溶剤を混ぜて、毛や皮面に間接的に溶剤を染み込ませます。

直接、皮に溶剤を染み込ませた方が当然ですが強い効果が得られます。コートを溶剤で濡らし、オガと一緒にドラムに入れます。この時のオガは、水洗い洗濯で言えいば水の役割になります。溶剤で溶け出した脂分をオガが吸収してくれるわけです。毛に付着した脂分も取ってくれます。ですから、オガの量イコール水の量になりますから、オガの量が節約して少なければ、どんなに有機溶剤で脂を溶かしても、脂分を取ることの効力は落ちることになります。一般的に加工業者さんが使うオガの量は鞣し業者さんに比べれば、かなり少ないのですが、それは加工段階でカットされたムダ毛を取り除くことが主たる目的だからです。しかし、クリーニングとなると目的が変わり、オガの量も当然変わります。オガの量イコール、水洗い洗濯で言えば水の量になるという意味はそういうことです。当然、水をケチってしまえば、濯ぎが足りないという状況になり、オガで言えば、せっかく有機溶剤で溶かした脂分を取り切れなくなるということになります。

それと、もうひとつ書くとすれば、オガと有機溶剤で取られた脂分も、この方法だと完璧ではありません。皮に厚みがあり、脂分を吸収するのが皮裏面からオガが付着して吸収するために、皮裏面の表面が、より強く脱脂されます。その結果何が起こるかというと、ドライした直後は皮の表面はカサカサして脂分が完全に抜けたようになりますが、時間の経過とともに、皮の奥(毛のある方)から少しずつ脂分が染み出て、皮裏の表面に移動し、結果として皮の脂分の状態が均一化します。

もちろん、これではもう少し脂分を抜きたいと思う状態のときもあり、その時は二回目のドライをすることになるのです。

確かに大変なのですが、この方法だと手間はかかりますが確実に脂分の量をコントロールできるのです。
クリーニング屋さんでやるドライクリーニングの意味は洗剤を同時に入れるとも聞いたことがありますが、主たる目的は汚れ落としです。毛皮の場合のドライクリーニングは鞣し工程で使った脂分を落とすことが目的です。その違いは言葉は同じでも大きな違いがあります。

ほとんど知られてはいませんが、脂分の量のコントロールは仕上がりの軽さや柔らかさに大きく影響し、さらには劣化という一番のリスクに対しても影響があるのです。どんなにデザインや綺麗な形を作ることに気を使っても、毛皮の持つ本来の魅力を引き出せない仕上がりでは、毛皮を生かしたとは言えません。

脂分の量が適切にコントロール出来れば、https://www.instagram.com/p/B18aNR2nj84/ この動画のように何年経っても、まったく硬さも劣化もなく綺麗な仕上がりを維持できるのです。もちろん、100年持つとは言えません。しかし、何もしない鞣しあがったままの脂分のコントロールされていないものから比べれば明らかに耐久性は出ると考えます。

もちろん、染色され、その途中工程でクロム鞣しという処理をしているものであれば、劣化のリスクはかなり軽減されていますが、染色屋さんが、リフォーム等の作業で染色された毛皮を再染色するときに再度、クロム鞣しをすることを考えればクロム鞣しの効果も永遠ではないということを証明しています。それとクロム鞣しがしてあっても脂分が多いことで湿気を吸いやすかったり、柔らかさが不足したりします。クロム鞣しが劣化に対しては有効であっても、軽さや毛のべたつきや柔らかさには効果を持たないということです。従って、毛皮の脂分のコントロールは品質面から考えても必要であると言えます。

単に、鞣し上がってきた原皮を何も考えずに使うのであれば、工賃は少なくて済むのです。
しかし、毛皮には必ず個体差や鞣し工程のなかで起こる不均一さというものがあります。
それを極力、皮を鋤いたり脂分をコントロールしたりして均一化することがガーメントには特に影響します。
わずかそれだけのことですが、手間は倍以上違うのです。ものづくり日本と日本製ということを一番に謳うなら、最低これくらいは考えてもの作りをする必要があると思います。

今日はこの辺で終わりにします。ごめんなさい、いつも過激になる一歩手前で書くことをやめてます💦

あと一回書くことがあるか考え、またアップします。     長澤祐一

毛皮の皮の劣化とクリーニング その4  パショーネ編

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こんにちは。前回と少し間隔が短いですが、書き溜めてあったのでアップします。

今日は、私のところではどうやって劣化の間接的な原因となりやすい皮の脂分を抜いているのかを少しだけ説明します。

もう、30年以上前にアントレプレナーカレッジというところに半年通ったことがあって、そこにはいろんな仕事や起業をしようと思っている人たちがいて、たまたま同期にクリーニング屋さんが実家だったような友人がいました。丁度独立したばかりのころでしたが、その友人にドライクリーニングで使うターペンという石油系の溶剤を譲ってもらったことがあり、その溶剤をおが屑に混ぜてドラムという機械にコートをかけました。当時は何もしらずに使いましたが、多分規制がかかった溶剤なのかもしれません。ターペンはすごく石油の匂いがきつく、この石油の匂いが取れるのかと心配になるくらいきつい匂いでした。

ドラムとは毛皮の毛取をしたり柔らかくしたり、おが屑を入れてクリーニングに使ったりする機械ですが、私のドラムは八角形のドラムで網の蓋と密閉にするための蓋が四枚ずつついていて、密閉をしておが屑にターペンを混ぜて一日洗いました。
一日かけて、その後、網の蓋にかえて、おが屑を落とし、コートを綺麗な状態にします。

仕上ったときの感動は今も忘れません。それほど綺麗だったのです。柔らかさ、毛の本来の輝き、匂いも取れたりで、びっくりしました。

それから、30年かけていろいろ試して今の溶剤にたどり着きました。聞きたい人がいたらメールをください。ここには書きませんが教えます。以前も、何度か教えろとコメントを頂きましたが、名前もどこの誰かも名乗らずに、情報だけを教えろというひとがいましたが、それは無理ですから。

私達は専門業者ではないですし、パークロロエチレンを回収するような高額な設備もありませんから市販で買える規制のかからないものを使っています。

業者が何故人体にも影響のあるパークロロエチレンを使うがというと、脱脂の強さと乾燥のスピードです。仕事でやる以上、大事なことです。しかし、私達が自分で使う分には特にスピードは求めません。逆にいうと、その脱脂効果の弱さが少しずつ脂を抜けるということで私にとっては逆にコントロールしやすくメリットになっています。

パークロエチレンよりも脱脂効果が弱いということは、自分で抜きたい脂分の加減を調節しやすいということになるのです。
ただ、弱いと言っても、溶剤を手に付けるてティッシュ等でふき取ると手はカサカサになりますから、決して弱いというほどではありません。

前回か前々回にも書きましたが、パークロロエチレンでやると、脱脂効果が強いこともあり、私がやる何時間もかけて脂を抜くのではなく、一瞬のようなのです。逆に言うと望むレベルに脂が抜けたのか、または抜け過ぎたのかの判断はかなり難しいとも言えます。結果的に仕上がってみてから毛をチェックしてみて、皮の脂が溶剤に溶けて、その脂分が毛に逆についてしまうことが発生し、べたつきが出たりしますので仕上がりを見るしかないのです。これは、コートでも原皮でも同じでした。複数の鞣し屋さんや染色屋さんに出しても同じ悪い方の結果が出ることがあり、当時はその意味が解らず黙って受け入れることもありましたが今は、手間がかかっても自分でやることが出来るので納得いくまでやることができます。

ひとつ参考までに何故ドライクリーニングがいいのか?ということですが、もちろん汚れが落ちることや乾燥が早いことなどいくつかのメリットがあります。しかし、一番のメリットは多分ですが、形が崩れにくいことです。
ティッシュペーパーを有機溶剤と水の両方に付けてみると、その差は歴然とします。ティッシュペーパーを水につけるとすぐに組織が崩れてしまいます。形の維持が難しいのです。一方で有機溶剤に付けたティッシュペーパーは形が崩れません。

この原理を利用して毛皮でもパークロロエチレンを使うことによって、仕上がった完成品のようなものでも、大きく形を崩すことなくクリーニングができるのです。

今日のテーマはわたしのところでやるクリーニングでしたが、少しテーマから外れました。ごめんなさい。次回もう少し続きを書きます。

長澤祐一

毛皮の皮の劣化とクリーニング その3  専門業者は安心か?

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今回のテーマは専門業者さんからクレームが来そうですが、とりあえず、分かることを書いてみます。

前回はドライ液で丸洗いすることを書いてみました。

私は、専門業者さんの工場に入ったことも、直接聞いたこともありません。しかし、大体の想像は付きます。
ただ、少し違っていたら、ごめんなさい。

毛皮コートは一般的には裏地がついて仕上がってしまうと、ドライの丸洗いは出来ません。というかしません。
少し余談ですが中国では日本国内で規制されている溶剤も、もしかしたら違反して使っているのかもしれませんが、おそらくですが、裏地がついて仕上がってから強いドライをかけてコートをクタクタに柔らかくしています。もちろん全てではありません。リスクが多少あるのと前回書いたようにドライクリーニングする機械が高額なので小さな工場ではドライができませんから、余程設備がしっかりしている工場だと想像がつきます。
ただし、この方法は効果はありますが、かなり乱暴です。ドライ溶剤でコートを作るとき伸び止めテープ等を使えば、そのテープの糊は溶けてしまい、中のテープは剥がれてしまいます。見えないだけで、コートのなかのテープは、あっちこっちはがれてしまっている状態です。でも、外側からは見えないからそれでも良しとする、いかにも中国らしい方法です。

話がそれましたが、毛皮の一般的なクリーニングでは専用のおが屑とパウダーとよばれるトウモロコシの実なのか芯の部分かはわかりませんが、粉にしたものと場合によっては有機溶剤を少し混ぜるようです。100%正確ではないかもしれません。ただし大きな違いはないはずです。

おが屑といってもヒノキ等の専用のもので、大きさも都度指定したものを使います。私はすごく細かいものと普通のものを混ぜて使っています。

この方法のメリットとデメリットを書いてみます。メリットは少量のドライ液がおが屑にしみ込み毛の表面や奥の方まで入り込み有機溶剤(ドライ液)がしみ込んだおが屑で脂分を溶かし、おが屑にしみ込ませます。さらにおが屑の表面にあるチャカチャカした部分で汚れをひっかけるようにして取り除くとも専門家のあいだでは言われています。この作業自体は毛にはとても効果はあると思います。ただ、一つだけダメだしをするとすれば、細かいおが屑が、裏地のまつりめからコートの中に入ってしまい、そのおが屑がコートの裾や袖口にたまってしまうのです。業者さんはエアーガンや掃除機で取り除くとは言っていますが、リフォーム時に裏地を剥がすと裾の見返し部分にたくさんのおが屑がたまっています。その量はコートごとに違いますが、ひどいものになると裾にかたまりになるほど入っているものもあり、これで仕事として成立するのかと思うほどです。

クリーニング業者さんが自分がクリーニングしたすべてのコートの裏地や付属を外して確認する訳ではないので、末端で作業するひとたちは指示に従うしかないことを考えると仕方ないのかなとも思います。

当然ですが、皮裏面まで有機溶剤が入ることはないので皮の劣化を止めることや皮面に染み込んだ匂いも取れることはないのです。
古い毛皮コートのかび臭い匂いは、毛についているだけではなく、その多くが皮に染み込んだ状態でついています。ですから毛の表面だけを洗っても匂いは全く取れません。

さらには業者さんのホームページでは、これもどこかで書いた記憶がありますが、最初のページではあれもできます。これも出来ますと書いてありますが、ページ最後のほうをみると、逆に、少しリスクがありそうなものは、あれも出来ません。これも出来ませんと記載があります。それくらい、毛皮のコートはリスクがあり深く入り込んだ作業はリスクが大きすぎてやれないということです。

次回は、私のところでやる方法を少しだけ書いてみます。      長澤祐一

毛皮の皮の劣化とクリーニング その2 脂を抜く方法

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こんにちは。今日は前回の続きです。

まず、業者さんがやる方法を私が知る範囲で簡単に説明します。

以前はフロン系のものを使っていたと記憶します。しかし環境問題があり当然使用不可になりました。
現在はパーク(パークロロエチレン)というものを使用していると聞いています。一般的なドライクリーニングと同じだとも聞きます。ドライクリーニングでは様々な(石油系やフッ素系)ものが使われているらしいですが、ドライの溶剤が気化したものを再度液体に戻す装置が付いている、一台何千万もする装置がいるらしいです。さらに、クリーニング屋さんもそうかもしれませんが、届け出が必要であったりと簡単には使えません。

染色してあるものはクロム鞣しという処理がしてあり、水に漬け込んでも劣化しないということが解っているので、自分で洗濯機で専用の脱脂材を鞣し屋さんからいただき洗ったことがありますが、やはり、ドライ系溶剤のようには脂が落ちません。というか、ほとんど落ちないと言った方がいいくらいに変化はありません。

パークロロエチレンで専用の機械でドライクリーニングをした場合、私は何度も自分の作った裏地が付く前のコートや原皮を洗ってもらったことがありますが、時々、毛に脂が回ってべた付くような仕上がりになることもありました。皮から染み出た脂がパークに溶け出し、その僅かな脂が毛についてしまうことが原因だと想像できますが、さすがに業者さんは気が付きません。時間が短すぎるのか、溶剤が少ないせいかは分かりませんが、実際に何度もありました。気になるものは再度やり直しをしてもらったりと、当時は業者さんに、ずいぶんとわがままを言った記憶があります。私達の髪の毛でも皮脂が付いていないサラサラの状態と少しべた付いたときがあるように毛皮も同じです。それを感じ取れるかどうかは、普段から毛の良い状態を知っているかどうかにもよりますが、微妙な違いでもあり大きな違いでもあるのです。

以前、鞣し屋さんとも話したことがありますが、ドライをすることでほとんど劣化しないということで私達の意見は一致しました。

次回は私のところでやる毛皮クリーニングについて書いてみます。  長澤祐一

毛皮の皮の劣化とクリーニング その1  学術的な見解と 現場の違い そして他社との違い

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今回のテーマいつもの2000文字程度で済まないので珍しく何回かに分けて書きます。

毛皮が古くなって一番危険なのは皮の組織の部分です。一般的には毛が心配になりがちですが実際はそうではありません。

毛は、万が一はその部分だけ別の毛皮と差し替えることも可能です。しかし、皮全体が劣化すると、全て使用不可能になります。

正直、鞣し関係のひとに聞いたことも参考にはなりますが、決定的に解決とは言えません。
何故かというと、鞣し屋さんや、いろんなポジションで毛皮を扱っているひとがいらっしゃいますが、実際に古くなった皮を加工しないとどれほど劣化しているか?は分かりません。
最終的には考えながら古くなった皮、さらには新しい皮が年数によってどう変化するか?も含めて継続して見ていかなければなりません。考えながらというところが一番大事です。何年、毛皮を触っていても、ただ、右から左に見るだけでは得ることは何もありません。皮は一枚ごと、または鞣しのロットごとに脂の入っている量が違います。もちろん、動物に最初から入っている脂ではありません。詳しくは分かりませんが一度脱脂してから、皮を柔らかくするために入れる脂です。

この脂のわずかな量の違いが私の見解では影響するように感じます。

今日は劣化については全体的なことだけ書きますが、いずれ部分ごとにも書いてみます。

脂というと、鞣しに使う全てを使った訳ではありませんが、正確ではありませんが、ものによってはグリスのようなものもあるらしいです。その一部を複数の鞣し屋さんからいただき数種類を使ってみましたが、その中のいくつかは界面活性剤のようなものです。ものによってはグリスのように半透明でどす黒い黄色の液体もあり、一見油のように見えますが水を入れると白く濁って溶け出します。元々白い色のドロッとした液体もあります。こちらはどちらかというとさらっとしていてシリコン系の感じがします。簡単に説明すると、普段洗濯でつかうソフターのようなものです。その中にもシリコン系のものや別のものもあります。洗濯用ソフターをいくつか試すと、ビニール板の上で少量をたらし、それを乾燥させると、あるものは石鹸のように固型に近くなり触るとサラサラとするものや、乾いてもべた付きが完全に残るもの等、いくつかの種類に分かれます。これはここで一度お断りいたしますが、私は専門家ではないので、あくまで経験上の話です。

しかし、私がある程度の自信をもってここで書くのは何十年も新しい皮、劣化進行中の皮、劣化した皮を見て、触り、加工し、何度も冷や汗をかいたり、時には失敗したり、成功したりして積み上げてきた経験があるからです。

一般的には劣化したものや、劣化しかけたものなどは、ほとんどの場合受け付けません。リスクがあり過ぎて出来ないのです。
しかしそれだと何も前に進まないのです。私が、このブログを2012年に立ち上げたころは毛皮を作ることの解説や原皮の細かな記載、クリーニングの実態について書いているところはありませんでした。最近は増えましたね。

仕上った毛皮にどちらが良いかといえば石鹸のようになるタイプのほうが良いと感じます。例えば、古い毛皮を自分でリメイクでもと思うときには、皮が少し硬いなと感じたら石鹸を少し付けて揉み解すと少し柔らかくなることがあります。

何故、脂の量が増えると皮に長期でみると悪い影響を与えるかというと、脂が空気中の水分を吸収するからです。リフォームでバラしたコートの皮を触ると、異常に湿気がたまっているものがあり、劣化した皮の多くも同じように水分を多く含んでいることがあります。では、何故水分を含むとよくないかといえば、私の想像ですが、例えば水分を含む食べ物はほとんどのものが腐ります。しかし、乾燥したものは腐りにくいし、完全に水分を飛ばした粉のようなものが腐らないということでもわかります。あくまで推理ですが、皮の中にしみ込んだ水が腐ることは容易に想像ができます。酸化が原因かどうはわかりません。

皮にしみ込んだ水分が長い時間かけて皮にどう影響を及ぼすのは具体的には私は証明できませんが、鞣しのときに水に漬け込むと専門家から酸膨潤とい言葉を教わったことがありますが、皮がボロボロになってしまうらしいです。水分が良くないのはこれでも解りますね。そのために塩を入れるとも言われています。

専門家の中にも加工段階でも塩を入れると良いというひともいます。学術的には正しいのかもしれません。これで長期的に見て皮の劣化を防げるという理屈も解ります。

しかし、私の経験では、塩の分量にもよりますが、3%の食塩水に近いものを指示に従って使ったところでは、皮に塩分が入ることで空気中からの湿気を吸いやすくなる気がして、この理屈は100%正解ではないなと感じました。塩を普通に扱っても水分を吸いやすいことが解りますが、皮の劣化に塩がいいと言っても、それ以上に、水分を吸収することで皮が劣化することの影響の方が大きく、この理論も結果的には当たらないなと感じています。

最終的には脂分を適度に抜くことしか劣化を防ぐ方法がないことが解り、自分でその作業をやることになるわけです。

このクリーニングの話はまだまだ長くなるので、また次回に致します。

長澤祐一

日本製 という誤解

今日は、以前から良くみる日本製という文字について、毛皮に関連付けて書いてみます。

私達も以前、某百貨店時代に商品タグと一緒にmade in japanというタグをつけていました。仕方なくです。

一般的な目で見れば海外製品よりも、国内生産品のほうが少し割高だけれども品質は良いというイメージがあります。毛皮についてはどうかというと、あまり決定的なことは言えませんが、日本製ということを特にお勧めは出来ません。その理由は元々、海外に比べて技術的な歴史があるわけでもなく毛皮産業自体も激しい落ち込みもあって大きな工場もなくなり設備投資も、もう十年以上なく新しい後継者や技術者も育たないという現状を考えれば国内生産のものが必ずしも良いとは言えないのが現実です。

中国製も相対的にみれば決して良いとは言えませんが中には、あっと思う柔らかさや軽さのものがあります。柔らかさや軽さについてはいつかまた書きますが、たったそれだけのことなのですが国内生産のつくりには、とても古さを感じます。もちろんパショーネ以外のという意味です。

以前、一年だけ商品を増やしたいと思い国内工場を使ったことがありますが、結果は点数が増えただけという結果に終わりました。決してレベルの低い工場を使った訳ではありません。しかし、残念な結果に終わりました。

Instagramでみる海外の商品もピンキリですが、それでも、時々、ドキッとするものがあります。

国内技術者が新しいことを考えるということをすでにあきらめたかのようにも感じます。新しいこととは奇抜なことや変わったことをやるという意味ではありません。例えば毛皮の欠点でもある見た目以上の重さや硬さを改善することも大切なのです。昔のように硬くても重くてもなんでも売れたという時代ではありません。

そんなことを日々感じながら仕事をしていると、一応パショーネ商品タグにも一番下に 原産国 日本 と小さく書いてはありますが、これまで、以前の取引先の指示でつけていた made in japan のタグは 他の日本製毛皮と、十把一絡げにされてしまうようでとても気持ちよくはなかったのです。

一度良く考えてみてください。本来であれば自分のところで作ったものに一番の自信があれば日本製なんて必要ないですね。以前にも書きましたが他人が決めた価値に頼る必要なんかないはずです。自分が提供する商品に自信がないから、何か別の付加価値を付けなければならないのです。私はそう思います。この辺でこのテーマは終わります。

前回のどこにでも同じ情報を出す、、、 というブログを書きましたが、今回はその最初のブログです。私のブログは技術的な記載も含め、どこかで見た気の利いたことをコピーして載せることなどありません。全て書いていることは自分が失敗も成功も含め経験したことです。それ以外のことは書いていません。時々私の記事に似たものがありますが、前後の記載された内容を比べて頂ければどちらが発信元かは必ず解ります。

今後もこれだけ長いブログを最後まで読んでいただける内容を載せてまいります。最後までいつも読んでいただいてありがとうございます。

長澤祐一

 

 

 

どこにでも同じ情報を出すという 効率の良さと つまらなさ

最近、私自身がネットによくありがちなSNSやオンラインショップを通じて同じ情報をあっちこっちに出すということをしています。少しでもたくさんのひとに知ってもらおうという思いからなのですが。しかし、これは効率は良いのかもしれません。しかし、私が読者であれば、きっとがっかりするだろうなと本音では思います。

例えば、ブログで読んだ記事をオンラインショップやインスタグラム、Facebook、Twitterでも読まされるということは良くあることと言えば良くあることなのですが、私自身やりながら恥ずかしく感じます。

そんなこともあり、今後はFacebookやTwitterにインスタグラムからリンク設定をしているので、これはこのままインスタグラムに入ってみてもらい、他のブログやオンラインショップでの記事はリンクせず常に単独記事にしていこうと思います。いく先々で新しい情報が見れるという期待感こそが自分が求めるスタイルなのかもしれないと考えました。

確かに同じ情報をいろんな場所に出して、たくさんのひとに見てもらいビジネスにつなげるというのも今時のやり方かもしれません。しかし、毛皮という元々特別な商材を誰にでもというのは、やはり違うような気がします。限られた人に限られた情報を伝える。そして見に来てくれたひとには、ここに来れば必ず、新しい何かが得られる。そう期待感をもってブログやオンラインショップ、インスタグラムに来てもらおうと思います。

仮に画像は同じものを使ったとしても記載するものは、その時に感じたことを書いていきます。ここひと月、ブログやオンラインショップで同じことをお伝えしてきたことをお詫びするとともに今後は同じ記事を別の場所で掲載することはありません。確かに、情報を提供するものとしては都度、新しいものを用意するということは厳しいのですが、期待を裏切らないことが、やはり大事だと、ここ数日考えました。

前回まで、オンラインショップとダブルことがありましたが、今後は、オンラインショップはオンラインショップで読んでもらい面白いと感じるようにいたします。逆に言うと、ここで書いたものはここでしか読めません。今後もこのブログをよろしくお願いいたします。                長澤祐一

オンラインショップでのアフターケアー

こんにちは。今日はオンラインショップで商品販売後、どこまでアフターが出来るのかをオンラインショップのニュースに記載いたしましたので、このブログにも載せてみます。

以下、ニュースの記事です。

回答 1  工場直売という心地よい言葉の落とし穴と パショーネの立ち位置

以前  2021/6/15 に 今日のタイトルについて記載いたしました。今日は、その解答を今現状で出来るだけしてみようとおもいます。

前回の記載につきましては、ここでは述べませんので出来ましたら 2021/6/15 のブログ記事をお確認くださいませ。

本題に入ります。オンラインショップでのガーメント(コート類)、小物(バッグやマフラー類)につきましては、購入後一回目のお手入れやクリーニングは無料とさせていただきます。ただひとつだけお客様へ要望があるとすれば、送料につきましては、ご負担いただけますようお願いいたします。

ここ近年の暖冬もあり、お客様によっては年に何回も着ない、またはまったく着ないという場合もあるかと思います。クリーニングサービスは、購入後一回とあり、二年後三年後でも一回目は無料になります。現時点ではオフラインでのお客様対応も同じでございます。クリーニングはヘビーユーザーであれば毎年をお勧めいたしますが、一回目の無料クリーニング以降も格安で提供しております。料金はここでは明記いたしません。もちろん、お買い上げのお客様の商品がメインではありますが、すでに他店でご購入済みのコート等も、ご依頼があればお受けいたしております。クリーニング代金につきましては直接、問い合わせくださいませ。

バッグやマフラー等もエリに直接触れる部分やバッグの持ち手部分等も一回目は無料とさせていただきます。送料だけご負担をお願いいたします。

クリーニングにつきましては、全てパショーネアトリエ内で行います。専門業者には出すことはありません。

これ以外のアフターケアーにつきましては、オンラインショップでどこまで出来るのか?どこまで求められるのか?を検討し再度、発信をしてまいります。    長澤祐一

原皮のラベル 他人が決めた価値に頼るという違和感

以前から疑問に思っていたことですが、最近また気になったことがありましたので書いて見ます。
毛皮の素材表示または素材のタグ、例えばサガファー(sagafurs)やコペンハーゲンファー(kopenhagenfur)の各種タグがあります。ロシアンセーブルなどで言えばSOBOLのラベルなどです。

私のところも以前は付けていました。sagaロイヤルやコペンハーゲンのラベルのようなものを。
しかし、今は付けていません。それは、そのラベルに絶対的な信憑性がないからです。ラベルは原皮一枚ごとに付けるわけにもいきませんから、最終的には原皮屋さん、加工屋さん、販売店の良心に依存します。最後、商品になったら誰もわからないのが現実です。かすかに言えるとすれば原皮を良く知る人ならば、これはこのクラスのものだろうと推測で判断が出来るということだけです。
タグがなくてもすぐわかるとすれば、ほんとのトップクラスのブラックグラマミンクや生産者が特定しやすいマーブルミンクくらいだと思います。

にも関わらず、販売側は一生懸命に、素材ラベルを気にし、それをことさらアピールします。今も時々、毛皮小売店のサイトで見ます。何故、自分の評価でお客様に薦めることをしないんだろうといつも思います。自分が見た、感じた評価ではなく他人か決めた価値感にその評価を委ねる。なにか違うなといつも思います。

ひとつ付け加えますが、実際にどうやって原皮とラベルが一致されて原皮屋さんに供給されるのかは私には当事者ではないので解りませんが、実際の原皮とラベルの品質が一致しないというのはオークション会社の問題ではないのかもしれません。その原皮とラベルの取り扱いをする段階での問題のように感じます。しかし、上で書きましたが原皮一枚一枚にラベルを付けるわけにはいきませんのでどうしようもないのです。原皮屋さんが適切に原皮とラベルを提供したとしても、末端の制作段階において原皮が他のものと混ざらないという保証もなく、加工段階で意図的に差し替えられることも可能性がないわけでもありません。最終的には毛皮を扱う業者がすべて良心的であるということを祈るしかないのです。
ただ、それは難しく感じます。

私のところでは、原皮はそれぞれ自分で価値を決めて使います。あまり他人が決めた価値には拘りません。あくまで使う原皮と作る商材が求めているものを一致させることを優先しています。余程のことがない限りはラベルは付けません。例えば、 ブラックグラマのような特殊なものは付けますが、実際、そのラベルが原皮のロットのものかは判別できませんし、なんとなく矛盾を感じながら仕方なく付けています。

例えばロシアンセーブルなどのSOBOLラベルも、正確ではないかもしれませんが、聞くところによると1バンドル50枚に一枚付くとも言われています。しかし、現実には4枚使用のショールなどにも必ず付きます。実際、私も付けます。セーブルを買っている量もそこそこあれば、欲しいといえばもらえます。逆に言うと普段はセーブルを買ってもラベルは付いてきません。

なんとなく不安を煽るようですが、そうではありません。一般的なものを不安なく買うという意味ではラベルは大切です。さらに最近よく言われているトレーサビリティ・跡をたどるという意味でも大切です。ただ、さらに今以上の商品を買おうとするならばラベルを気にすることよりも、毛皮そのものを今以上に知る必要があるのと、買う相手をしっかりと選別する必要があるということです。品質を証明するラベルがついていることをことさら強調する売り場が仮にあるとすれば、一度少しだけ疑ってみても良いかもしれません。

私のブログは販売業者さんもみていると思いますので付け加えますが、これを読んでカチンとくるか、これを読んでなるほどと思うかは、その人次第で、出来れば良く受け止めてもらい、それぞれが毛皮という本当に解りにくい商材の信頼性をラベル以外の方法も含めて高めていくことに努めてもらえればと祈ります。

極端な話ですが、某超ビッグブランドのFEN??がコートの品質を保証するためにわざわざ原皮のラベルを付けていますか?そんなことはないですよね。私が知る限りではありませんでした。時期によって変わるのか商品によって変わるのかはわかりません。素材ラベルを付けないのは、品質やブランド力に自信があるからなのでしょう。当然のことです。でも、それは知名度があるから余計なラベルを付ける必要がないわけでわなく商品に対する自信からなのだと私は思います。きっと、創業当初で知名度がない時代であっても自分のブランドタグ以外に余計なラベルを付けることはなかったのだろうと、それが自分のブランドに対する自信や良いものを作っているという意識からくるものであって、今のようにビッグブランドになったからではないのではと感じます。

私のところがそれと一緒とは言いません。しかし、自社ブランドへの誇りと商品に対する思いは同じなのです。そんなこともありPASSIONEでは他人のつけた価値に頼るようなラベルは一部のもの以外は付けていません。

以前、某百貨店時代に、お客様からオーダーを受けて、PASSIONEブランドラベルを付けないでくれと言われたことがあります。きっと無名の私達のラベルを付けるのを恥ずかしいと感じられたのかもしれません。百貨店側のお客様なので当然指示に従いましたが、当時、悔しい思いをした記憶があります。お一人だけでしたが、そんなことも過去にはありました。

だからといって、他人が決めた価値に頼って、曖昧な原皮のラベルを付けようとは思わないのです。
書きたいことはまだまだありますが、今日はこのへんで止めておきます。

もしも、お客様として今回の記事を読まれるのであれば、きっといつかお役に立てると思う記事ですので、原皮のラベルにおける諸事情は記憶に留めておいていただければと思います。      長澤祐一

丁寧に、、という言葉の  魅力 と 怖さ

私達の毛皮を作る現場でも、良く使われる丁寧に、、 という言葉があります。
もちろん、とても良い意味に使われています。しかし、時として、多くの技術者が丁寧という言葉に騙されてしまうことがあるようにも思います。

丁寧に手間をかけて作れば、いつでも綺麗なものが必ず作れるか?というと、そうではありません。丁寧にやれば綺麗にできると考えているのは作る側の一方的な思い込みであったり、経験のなさからくる結果なのかもしれません。それでも、一般的には丁寧な仕事だと言われることは、とても誇らしく感じ、悪い気はしないものです。

しかし、ほんとうにそれで綺麗なものが仕上がるのかは、また別の問題です。もちろん、綺麗と感じる感性も人それぞれです。それを人それぞれと理解していても、毛皮の中に共通して響く何かがあると、きっとたくさんのひとに綺麗!と感じてもらえる何かがあると、、、 信じてパショーネは商品を作っています。

そんな中で丁寧にという言葉に、自分がうっかりはまってしまうことがあり

私達の毛皮を作る現場でも、良く使われる、丁寧に、、 という言葉があります。

もちろん、とても良い意味に使われています。

しかし、時として、多くの技術者が丁寧という言葉に騙されてしまうことがあるようにも思います。

丁寧に手間をかけて作れば、いつでも綺麗なものが必ず作れるか?というと、そうではありません。

丁寧にやれば綺麗にできると考えているのは作る側やお客様の一方的な思い込みであったり、技術者の経験のなさからくる結果なのかもしれません。

それでも、一般的には丁寧な仕事だと言われることは、とても誇らしく感じ、悪い気はしないものです。

しかし、ほんとうにそれで綺麗なものが仕上がるのかは、また別の問題です。

もちろん、綺麗と感じる感性も人それぞれです。

それを人それぞれと理解していても、毛皮の中に共通して響く何かがあると、きっとたくさんのひとに綺麗!と感じてもらえる何かがあると、、、 そう信じてパショーネは商品を作っています。

そんな中で丁寧にという言葉に、自分がうっかりはまってしまうことがあり、冷や汗をかきます。

綺麗に作れるかどうかは、丁寧に作ることとは全く関係がなく、ひたすら自分が思う”綺麗”という目的に向かって作ることであり、無駄なことをせずに、綺麗に直結する必要なことだけをやるだけのことなのです。

そこに手間がかかったか、簡単にできたかは関係はないと、そう思って毎回作っていても、何度も丁寧、、という言葉に、はまってしまい大事なことを見失うことが多く、いつも、まだまだだなと感じます。   長澤祐一