こんにちは、スタッフ服部です。やっと少し秋を感じられるようになってきたような気がします。アトリエもこれからの毛皮シーズンに向けて奮闘中です(^-^)/
さて、今日はバッグのリフォームのご紹介です。お手持ちのコートをリフォームした際に余った毛皮でバッグと小さなポーチを作りたいというご希望でした。
バッグはミニサイズのボストンバッグのようなデザインで、ファスナーの位置を下げ口が大きく開くようになっておりますので小さいながらも使いやすい仕様に仕上がっていると思います。持ち手は組紐をご希望でしたので、毛皮の色に合うものを探しました。
毛皮と異素材の組み合わせを行うことはよくある事ですが、ナチュラルの毛皮と同系色で違和感の無い色合わせを行うことは意外にも難しいことがあります。黒・茶・グレー。。。等と一言で表すことは簡単ですが、実際には毛皮と付属として使用する素材の両方に赤み・青み・黄みなどの色の違いがあります。
それぞれの素材を組み合わせた時に、違和感なく仕上がるようにすることは簡単ではありません。今回も何色もの紐の中から3色の紐に絞込み、最後の持ち手を取り付ける段階で最終的に全体の色のバランスを見て選び抜いております。
最終的には淡いシャンパンゴールドの組紐にし、毛皮をメインにしながらオシャレ感のある組み合わせになったと思います。また、組紐を合わせることで和装にも洋装にも合うバッグとなり、コーディネートも合わせやすいバッグに仕上がったと思います。
セットでご希望の小さな猫ちゃんポーチはカットビーズでお顔とし、ヒゲも取り付けました(=‘x‘=)こういったお顔付きのポーチは初めてのお作りでしたが、可愛い表情に仕上がりました。
リフォーム等の際に毛皮が意外にも沢山残ってしまった場合にはこういった小物を考えてみると、更に冬のお洒落が楽しくなるかもしれませんね(*´▽`)ノ☆
服部
サファイヤミンクのバッグ&ポーチ(リフォーム)| sapphire mink Bag & pouch